その命にかえてもネメシスを倒せ!

死の淵から救い出す 敗れた友のメッセージ!!
 人知れず会場の一角からエールを送るネプチューンマン。彼を始めとした完璧超人たちの
激励を高笑いで返した後、ネメシスは完璧超人である自身の立場を捨てる訳にはいかないこと、
更に腑抜けた完璧超人たちを顧みて真の完璧超人という理想の実現の為には自分が必要不可欠
であることを再認識しキン肉マンへと向き直る。完璧超人の理念のもと、お前を認めることが
あるとすればオレに勝った時だけであると。もし負ければネメシスの前にひれ伏すのみ―

驚天動地の風林・火・沈没船!!!
 啖呵を切り、リング上の両者共にショルダータックルを仕掛けて激しくぶつかり合う。
先のキン肉ドライバーの威力が響いているのか大きくよろめいたネメシスを見て
好機とばかりにキン肉マンは48の殺人技、風林火山の序曲「風」を仕掛けに行く。
「風」、「林」の連撃を受けされるがままに空へと上昇するネメシスへピークが声援を飛ばす。
弱点があるとすれば次の技に移行するスキであると―。連続技の切れ目を確認して
体勢を反転させ、掟破りの「火」でキン肉マンの脳天をマットに突き差すネメシス。
 正義超人軍セコンドに座するウォーズマンは、同じ技を二度と食わない完璧超人の
ピークア・ブーの敗因である風林火山を出したのが早計であったと即座に分析する。
 技の衝撃に倒れるキン肉マンを捉えながら今度は逆に上昇していくネメシス。
マスクが口を覆う禍々しい戦闘モードへと変化し、風林火山風の口上とともに
ロビンマスクやラーメンマンへ放ったバトルシップ・シンクを放ち勝負を決めに行く!

その命にかえても!魂のエールと決死の闘い!
 破竹の勢いで完璧に決まりゆくバトルシップ・シンクを前に死を覚悟するキン肉マン。
意識が薄れかけた彼の前に現れたのはネメシス戦で戦死したロビンの魂だった。
ネメシスとの一戦でキン肉マンが自身に送ったエールに呼応するかのように、逆に
「その命にかえてもネメシスを倒せ」と、信じる仲間を救う正義超人の理念をもとに
発破をかけながらキン肉マンの名を叫ぶロビンマスク。
 なんとしても勝利を収め、ネメシスを救わなくてはならないという使命を思い出した彼の
耳に、消えゆくロビンの声にウォーズマンの声援が重なった。二人に礼を言いながら、
僅かに片手を上げ地へと堕ちててゆくキン肉マン―!
 歪んだリングと立ち込める土煙。煙が晴れ、誰もが決着を予期した瞬間、
僅かに息があるキン肉マンを確認し技の掛け手であったネメシスに衝撃が走る。
生きんとする勇者の意志はトップロープを掴み技の威力を緩和させていたのだった―!



 戦死したロビンマスクが、ネメシスを前に敗北と死が脳裏をよぎったキン肉マンを救い出す。
郷里大輔さん、神谷明さんの声で脳内再生した読者の方も多かったのではないでしょうか。
ロビンマスクのエールが、彼の弟子であるウォーズマンのエールに重なっていく描写も
どこか綺麗であり儚げであり、彼の意志をウォーズマンが受け継いでいるとも読み取れて
思わず感涙です。現在は毎週リアルタイムの更新を追って楽しんでいる状況ですが
単行本が発売されたらキン肉マン対ネメシスを収めた部分は物凄く濃密になる予感がします。
 
 強烈な一撃をロープを掴んで大ダメージを回避するという描写は悪魔将軍戦における
地獄の断頭台対策を思い出しますが、そのあたりも悪魔将軍は触れるでしょうか?

 本試合ではネメシスの過去やバックボーンにも触れることで、単なる実力者ではなく
一族を捨てながらも兄を敬愛し、並大抵ではない想いで完璧超人をひとり支えている勇者と
しての面が目立ってきたネメシス。ネプチューンマンのエールやピークのセコンドもあり
もう一人の主人公らしくなってきた感じもして、この試合からネメシスが結構好きです。

 急成長超人にして、同じ技を二度と食わない完璧超人であるピークの名セコンド、
風林火山に対するバトルシップ・シンク。風林火山の前半をキン肉マンが、
一転攻勢をかけ後半をネメシスが支配して見せたのは彼の技量を見せつけるのにも、
燃える闘いを演出するにもこの上ない描写だと思います!
キン肉バスターとペルフェクシオンバスター、キン肉ドライバーとネメシスドライバー。
最終的に行きつくはマッスル・スパーク対決と思われますが、しっかりとした二人の背景や
登場人物の関係がこの勝負の凄さを引き立たせていると言っても過言ではないでしょう。
シナリオを書かれている嶋田先生、迫力ある作画を担当されている中井先生、
ゆでたまご両先生の力作ですね。本当にお見事です!!

 個人的に気になるのは「かつてネメシスがキン肉マンと出会っている」という点。
赤ん坊の時にネメシスと出会っている説を予想していますが、このあたりも
今後の一戦に絡んでくるか。勝負の行方も目が離せませんね!
気になる次回は数十分後!

第186話 ロビンの思い!の巻
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テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

お前は今日・・・キン肉マンに勝て!!

一身に背負う使命感と未来への期待!
 かつて天才と呼ばれた男は、義憤の果てに完璧を標榜する境地へと降り立った。
かつてダメ超人と呼ばれた男は、心に宿した正義の魂で民を守る王へと成長した。
二人の想いが交錯するリング上で激しく散る火花と、一族を背にした相反する想い。
ネメシスドライバーで勝負を決めに行くネメシスに対し、キン肉マンの決断は―

想いを駆け抜ける一撃、キン肉ドライバー!
 特徴的なフォームから急上昇し、ネメシスドライバーを展開せんとするネメシス。
下降を始めるタイミングでキン肉マンは上体を軸に勢いよく回転を始め、体勢を崩す。
誰もが攻略不可能であった大技を切り返し、空中でもみ合う中で彼が繰り出したのは
数々の大物超人を撃破してきた伝家の宝刀、キン肉ドライバー。
 悪魔超人陣営の貴賓席からリング上の光景を俯瞰し、キン肉マンとの過去を述懐しながら
バッファローマンに語り掛ける悪魔将軍。恐怖の象徴とも呼ぶべき肉体と邪念を消し去った
決着の瞬間には、悪魔将軍としての汚点というべき敗戦とバッファローマンの離反が
つきまとって離れない。言葉に詰まるバッファローマンを制し、戦況を分析しながら
次なる一手をただただ毅然とした態度で見届ける悪魔将軍とサンシャイン―!

一族を捨てた完璧超人として!
 顔面から激しく鮮血を流しながら立ち上がるネメシス。真弓が彼に語り掛けると、
彼は先の誘いについての回答を真弓に求める。真弓は誘いには乗ることができないこと、
しかしながらほぼ隠居の身である自身を完璧超人の世界へと誘ってくれたこと、何より
その心こそがネメシスの中にサダハルとしての魂が息づいている証拠だと指摘する。
 真弓の言葉を否定するネメシスに対し真弓と委員長が涙を流しながら、キン肉マンと共に
キン肉族への復帰を提案する。一時の静謐な時間が保たれた後、ネメシスは語気を強めて
彼らの誘いを下等の名を出し一蹴する。そして彼は正義超人の優しさと連帯感こそが
兄・タツノリが再三に渡って説き続けた慈悲であると経験をもとに理解し、同時に決意を
固める。いずれこの力を悪用する者が未来に出てくるが為に、閻魔の元、完璧超人として
自分が一人で戦い続けることを―

背負うは使命か、期待か、仲間か―!
 胸の内で決意を新たにするネメシスの元に、無量大数軍・ピークア・ブーが現れる。
完璧超人界再興を唱え、お前は一人じゃないと檄を飛ばすピークに対しネメシスは
絶対的な敗死の掟を反故にしたことを非難し、自分にセコンド不要であると主張する。
 それでも悲痛な表情で一人ではダメだと絶叫するピークは、始祖の大半が亡き今
完璧超人の誰もがネメシスに完璧超人界の未来を担う男として熱視線を送っていると
エールを送り、そして同じように会場のどこかでネメシスに最も期待をかけている男が
会場のどこかでエールを送っていると語りかける。
 神経を研ぎ澄ますネメシスの耳に、どこからか彼の名を呼ぶ声がする。
ネメシスが声の出どころである会場の一角を見ると、かつて完狩の肩書を冠した男、
ネプチューンマンが佇んでいるのが目に飛び込んできた。そして力強く語りかける。
お前は今日、キン肉マンに勝てと―!


 ネメシスドライバーを切り返してキン肉ドライバーは燃えた!!
以前の記事で少し予想を立てていましたが、ネメシスドライバーをキン肉ドライバーで、
そして何より誰しも攻略不能であった大技を返せたことに純粋な熱さを覚えます。
それと同時に語られる、悪魔将軍が敗戦を喫した一撃であること。バッファローマンが
悪魔超人から正義超人入りを果たすと同時に、悪魔将軍のデスマスクを被り劇的な決着を
演出した立役者であったということ。交差する過去のエピソードと現在との関係性。
このあたりにもしっかり触れられていて感激です。

 兄を敬いながら、慈悲の心を解さず完璧超人として徹底した姿勢を見せるネメシスの
行動理念には矛盾があるのではないか、という指摘も周りで少々ありましたが、
彼の根底には「兄の志した慈悲を完璧超人として守り抜く」という姿勢があるのかも。
そう思うとネメシスは完全なる悪役ではなく、絶望を知った心に温かみのある男としての
側面が強くなってきた気がします。今後にも目が離せませんね!

2年前に発売されたファンブック「超人閻魔帳」で触れられたネプチューンマンの完狩としての過去。
喧嘩男がネプチューンマンに転身を果たしてから、いつ無量大数軍にいたかの詳細は不明ですが
推定80歳オーバー、完璧超人歴の長いネメシスに対して同等の立場で、悪く言えばやや偉そうに
ネプチューンマンが発破をかけているのは「完璧の理念のもとに皆平等」の完璧超人の在り方、
「完璧超人首領」としてネプチューンマンが格好いい姿を見せようとしているのかな、と思いました。
二世の世界では完璧超人再興を耽々と狙っていたネプチューンマンですが、やはり彼の志は
完璧超人として世に君臨することに比重が置かれているのかも。
 個人的には王位編の頼もしい味方感の方が好きだったので複雑ではありますが、
彼の一貫した行動理念を示すのには充分だったシーンになったのかな?と思っています。

  両布陣ともに仲間が揃い、いよいよクライマックスを迎えるか!?
気になる次回は...1分後です。

第185話 孤独の中で…の巻!!

テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

こち亀×キン肉マン 正義超人亀有大集結!!の巻 感想

日本の平和を守る!警官と超人のクロスオーバー!
 2006年に刊行された「超こち亀」に掲載されたコラボ漫画が、先日web上で公開されました。
現在、本編ではキン肉マンがネメシスと死闘を繰り広げている最中ですが、
こち亀連載終了に際して、10年前のコラボ作品が無料で公開されることになりました。
 秋本先生とゆでたまご先生は少年ジャンプで同時期に連載していたご縁もあり、
2年前に刊行されたキン肉マンのファンブックでも中井先生との対談も行われましたね。
 少年、青年、少女漫画と幅広いジャンルの漫画家や著名人が応援メッセージを寄せた
超こち亀に掲載されたキン肉マンとのコラボ漫画はギャグに特化し、誰もが楽しめる内容に。

 かなり簡単あらすじとしては、亀有にやって来た正義超人たちが次々に
こち亀メンバーに捕まってしまい、予想外過ぎるドタバタなギャグを繰り広げるというもの。
最後のオチでこち亀メンバーにプロレス技をかけられる正義超人たちのシーンは何度見ても
捧腹絶倒ものです!(笑)鎧を落として胸を両手で隠すロビンも必見です(笑)

 長年に渡って、多くの人たちに愛されているこち亀とキン肉マン。
少年ジャンプが誇る警察と超人のヒーローのクロスオーバーは今後もまた見たいですね!

 
 余談になりますが、「超こち亀」では多くの作家さんがお祝いのコメントやイラストを
寄せていて、それぞれの作風や特色を生かした面白いメッセージが多く寄せられていたり、
ゴルゴ13、ルパン三世、DB、当時連載されていた少年ジャンプのギャグマンガ陣との
キレ味抜群のギャグコラボが展開されているので、多くの方に見て楽しんで欲しい一冊。
10年ほど前の書籍になりますが、機会があれば是非ともご覧になって下さい。

テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

超人列伝 カレクック―愛と怒りの聖人―の巻 感想

残虐超人と呼ばれし男の辛き過去!
 10月5日(水)に発売されたグランドジャンプ21号に掲載されたキン肉マン読み切り。
主人公がカレクックの本作は、結論から申し上げますと最高傑作でした!

 超人オリンピックに登場し、キン肉マンを残虐ファイトで苦しめたカレクック。
カレーを頭に乗せたインド超人という愛らしい容姿と、残虐超人というカテゴリに属する
悪名高い残虐ファイトスタイルは彼を語る上で欠かせない特徴でしたが、
彼の知られざる過去に踏み込んだ本作は予想外、衝撃の連続でした。

 本作のネタバレを避けて見どころを列挙すると
ついに明かされたカレクックの過去!
 カレクックの残虐ファイトの裏には何があったのか。カレーにこだわる意味とは。
新シリーズ冒頭でカレーを作っている彼の姿すら、見方が本当に変わります!(笑)

秘話で魅力を増した強豪としての戦闘スタイル
 作画担当、ゆでたまご中井先生がキン肉マン40巻の巻末インタビューで
複雑なバックボーンがありそうなそういう要素をひっくるめて、本腰を入れて
カッコよく描こうと思えば、ラーメンマンに近いレベルにまで引き上げられそう

と仰っていましたが、まさに4年の歳月を経て「時は来た」という感じですね!
細身ながらスタイリッシュな肉体と戦闘中の細かいポージングは中井先生の気合と
カレクックを格好良く描いてみせる!という並々ならぬ熱意を感じました!
 インド出身らしい、あるものを彷彿とさせる軟体を活かした残虐ファイトは必見。
何よりも彼の残虐ファイトは、本作で語られた知られざるエピソードによって
魅力が何倍にも増しているように思われます。本当に深みがあって良かったです!
もう、正義超人軍で始祖と戦ってほしいくらい格好よかったです(笑)

 「キン肉マンを読んだことが無いよ!」という方にもお勧めしたい一作。
販売作品につき詳細なネタバレを伏せて感想記事としてまとめましたが、
個人的には「キン肉マン対カレクックのリメイク」を熱望したいところ!!
あのギャグあり、残虐要素ありの一戦は現代でリメイクされたら名試合になりそうです!

 今回は「特別読み切りシリーズ第一弾」と銘打たれた作品でしたが、
きたる次回作が今から非常に楽しみです。過去にベンキマン読み切りもありましたし、
無難にキン肉マン初期シリーズのオリンピック出場超人を今後も描いていくのか、
ジ・オメガマンやネプチューンキングのような超人閻魔や完璧超人のルーツが
明らかになった今だからこそ設定とバックボーンが映える超人がフィーチャーされるのか。

 毎週更新される新シリーズ本編と同時に、読み切り作品も目が離せません!

テーマ : キン肉マン
ジャンル : アニメ・コミック

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Author:詠
【漫画】キン肉マン/ジョジョ/ゆるゆり【ゲーム】デレステ/モバマス/艦これ/GF(仮)/ポケモン/FE【カード】キンプロ/ヴァイス/FEサイファなど多く嗜んでいます。プロレス、プロ野球応援中!

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